特別展「生誕150年 黒田清輝─日本近代絵画の巨匠」
妻の入院の合間の時間を縫って上野国立博物館へ
目的はただ一つ「湖畔」のみ
とゆーか黒田清輝の他の絵を知らんし
黒田清輝とゆー人がどーゆー人なんかも知らん
黒田 清輝(1866年8月9日(慶応2年6月29日) - 1924年(大正13年)7月15日)
「湖畔」は小学5年か6年に時 切手趣味週間の一つとして所持していた
もちろん そん時は その価値はわからん そーゆー絵が昔あった程度の認識
今もそんなに変わらなんかったが今日から違う
黒田清輝の暗中模索とがむしゃらとガッツを味わってきましたで
「湖畔」はモロ洋画 油絵のゴテゴテ感がなく日本画っぽいさらりとした印象だったので
黒田清輝の模索模索のゴテゴテスケッチ ゴテゴテ練習 ゴテゴテ油絵の大量ぶりは想像もつかんかった
「わーこんな頑張ってはったんやー」とゆーのが正直な感想です
そして
「ケッコー不器用で センスもそんなに優れたもんでもない」
とゆーのも 正直な感想です
だからこそ好感度がグィーンと上がりました
実直とゆーか誠実とゆーか
さすがに「湖畔」だけはめっさ良く
ず~っと見てても見飽きないから
ず~っと立ち尽くしてたんですが
他のは どーも 不器用さばっかしが目についてしもて
そして やはり黒田さんの師匠のコラン先生の作品がすごい
女の肌が異様に美しい
白人少女の肌色
これはヤバイ
少女の白はヤバイで
ラファエル・コラン(Raphael Collin、1850年6月17日 - 1916年10月21日)
Raphael Collin
黒田さんよりラファエル・コランやミレーの本物を
目の前にした感動の方が大きいんです
やっぱし それは仕方ない
この二人の作品が何点あったのがケッコー得した感じです
そして黒田清輝の大量のお仕事からは
もっと大切な 態度なり生き方なりの実直さを
ちゃんと真面目にやっていかなあかんなーと
エエもんをモノにしたり行き着いたりするには
真面目に暗中模索を死に物狂いでしやんとあきませんなー