昨日は美術館からはみ出した行列の長さに負けて 黒田清輝の方にしましたもんで
今朝は開館1時間前に到着するやうに段取りしました
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生誕300年記念 若冲展
The 300th Anniversary of his Birth: Jakuchu
2016年4月22日(金)~5月24日(火)
伊藤 若冲(正徳6年2月8日(1716年3月1日) - 寛政12年9月10日(1800年10月27日))
1時間前にとうちゃこしても 長蛇の列
何時に起きて 何時にとうちゃこしたのか 皆さんにお聞きしたい
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おばはんたちの日傘がどんだけ迷惑か考えて欲しいと思っていたら
9時半開館を30分繰り上げて開館してくれましたで
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この人混みでは まともに鑑賞なんぞできるわけがないと思ってましたが
中は意外に空いてる場所もあり 工夫をすれば 全部きちんと鑑賞可能です
特に墨のやつが狙い目
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予想通り印刷ブツやテレビ映像やネット画像とは全然雰囲気が違うゲンブツ
特に 朱赤色の渋み深みと白色の凸感
これは画像では出せないゲンブツならではのものです
絵画と写真の違いはそーゆーとこも大きいです
眼と手を駆使したアナログ表現物はやっぱしアナログにこの目で空気感を味合わないと
いつも美術館に行くと 鑑賞時間が極端に短い私ですが今日は長めです
どれぐらいの滞在時間かとゆーと
この美術展に一番ぴったり合うBGMのあぶらだこ「亀盤」全曲と同じ尺ぐらいです
一点一点がついつい足を止めてしまう誘惑魅力画力が満載なんでがす
冒頭の『群鶏図』の前が一番の混雑状態でしたが
その中でおしくらまんじゅうしながら鑑賞するのもなかなかオツなもんでがんす
周囲のおっさんおばはんが鬱陶しいと思うやもしれませんが
それも一興です 自分も群の鶏になった気分になれます
一羽づつ丹念にスケッチを重ねてんねんやろーなーゆーバックボンーンがひしひし伝わってきます
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