「君の名は」
自分は確実にケッ!と唾吐きまくり映画だと予想していましたが
予想を大きく裏切り
スゲー映画だと思いました
しかも こっそり何度か目から涙が溢れていました
これはさすがに恥ずかしいので隠してましたが
日本国民なら絶対見ておくべき侘び寂びをうんと効かせたエンタテーメント映画だと思いました
イイ映画とゆーのは どのシーンも どのカットも退屈しなく
ワクワク ハラハラ ドキドキの 連発のある映画で
我を忘れさせてくれる 遠いところに連れてってくれる映画やと
この映画はそーゆー意味でイイ映画に間違いありません
先週「後妻業の女」をイクスピアリの映画館に観に行った時
えげつなく人が並んでいたので 何の映画にこんなに大量の人間が集まっとるのだ と思ってましたが
どーやら「君の名は」とゆーアニメ映画にとんでもなく人が集まっていることを知り ちょびっとだけ興味を覚えました
「君の名は」は予告編で何度か見せられていて ケッ! と思ってましたが
どーも 世の中はそーらしー
そーらしーとゆーのは 自分の方が時代とズレているのだと
そーいえば 「シン・ゴジラ」を観た時の自分の感想は明らかにズレまくっとたのだ
世間の皆様がオモロイオモロイとゆー「シン・ゴジラ」が自分はオモシロクナイと感じたし
その感想は未だに変わりません
そーゆーズレている自分ですが こんなにエゲツなく集客のある映画とどんだけズレているのかを
確かめてみるべく 行ってみました 嫁と
あ、嘘です
ほんまは「ペット」を観に行ったのですが 「君の名は」があまりにも混みすぎていて
チケット売り場に届くまでに 「ペット」が始まってしまっていたので
その15分後から始まる「君の名は」の席が若干の空きがあるとゆーんで 潜り込んだわけです
朝のワイドショーとかでも話題なって興味本位だけだったんです 最初は
バック背景の絵柄が丁寧で綺麗かなと それぐらいの興味
日本のアニメにレベルはどんだけのもんかと
あとは ケッ!とゆーだけの映画かと
それが全然違うんですもーん
スゲーなと
新海誠はスゲーなと
あまり世間に摺り寄せたく払いませんが
世間とズレてなくてよかった
世間の感動とあんましズレてなくてよかったと
「シン・ゴジラ」の感想がとにかく世間とズレていたので不安だったのですが
今回はズレてなくって安心しました
ヒロイン女子のパンチラも そーゆーのは期待してはイカん映画やと 途中から思いましたもん
そんな下世話なこと考えたらあかん ちゃんとした映画やねんからと
でもね ちゃんとありましたよ 手抜きとかあえて描かなかったとゆーのは無しに
山道での自転車の立ち漕ぎで ちゃんとパンチラ見えてましたよ
逆光の影の箇所なので 見せなくてもエエのですが
ちゃんと必然的に見せてくださいました
ありがとう
映画は青春すれ違いラヴストーリー
に色んなスペクタルエンタテーメントと 日本国の侘び寂びを絡ませつつ
ただの 「転校生」の御都合主義の男女入れ違いもんとは違いました
途中で ホラーなん?とも思いましたが
スペクタル時空超えエンタテーメントから
着地点は恋愛ラブストーリーに帰結するとゆー安堵感
これは なかなかのもんです
2016年のお勧めですね
ランキングするなら「ファインディング・ドリー」の次ぐらいにエエ映画です
間違いありません
日本アニメーションは こんなところまで進化してしまいました
スゴイですね
ただならぬ集客の多さも 合点がいきます
エエもんはエエんですな
安心しました
そして 上木龍之介くんは 数々のこっ恥ずかしい台詞を
恥ずかしくなく言ってのける稀有の才能の持ち主だとも
月刊MdN 2016年10月号(特集:君の名は。 彼と彼女と、そして風景が紡ぐ物語 / 新海誠)クリエーター情報なしエムディエヌコーポレーション
新海誠監督作品 君の名は。 公式ビジュアルガイドクリエーター情報なしKADOKAWA/角川書店