1時間半にわたり遺体撮影 切断に使った包丁も
島根県の女子大学生殺害事件で、
書類送検された当時33歳の男が女子大学生の遺体を
1時間半にわたって自宅で撮影していたことが分かりました。
矢野富栄容疑者は2009年10月26日夜、
島根県立大学に通う平岡都さん(当時19)を窒息させて殺害し、
11月6日までの間に島根県益田市内の自宅で遺体を切断して広島県の山中に遺棄した疑いが持たれています。
その後の警察への取材で、矢野容疑者が切断した遺体などを1時間半にわたって自宅で撮影していたことが分かりました。
矢野容疑者の遺品のデジタルカメラに残された画像には遺体の他に、切断に使ったとみられる包丁も写っていたということです。
(テレビ朝日系(ANN) 12/21)
島根女子大生死体遺棄事件
2009年(平成21年)11月6日に発覚した死体遺棄事件。
浜田事件、浜田学生遺棄事件、島根女子大性殺害事件]、島根女子大生バラバラ殺人事件と記載されることもある。
2009年11月6日、
広島県と島根県の県境に近い広島県北広島町の臥龍山(がりゅうざん)山頂付近で、
女性の頭部が発見された。
DNA鑑定の結果、島根県浜田市で10月26日から行方不明になっていた19歳の女子大生と確認された。
死亡時期は約1週間前から2週間前。
広島県警・島根県警は合同捜査本部を設置して残りの遺体発見、被疑者特定などの捜査を開始。
11月7日に左大腿骨の一部、11月8日に両手足の無い胴体部分、11月9日に左足首、11月19日に爪が発見された。