前回見た時は初めてだったし あがってて ちょっと突っ張った見方をして あんまし楽しめませんでしたが
今回は素直に楽しめました やっぱり面白い映画です
「ファニーゲーム」
1997年オーストリア映画
2001年10月20日日本公開
監督・脚本:ミヒャエル・ハネケ
出演
スザンヌ・ロタール:アンナ
ウルリッヒ・ミューエ:ゲオルク
アルノ・フリッシュ:パウル
フランク・ギーリング:ペーター
ファニーゲーム [DVD]クリエーター情報なしアミューズソフトエンタテインメント
出演者全員がなんかムカつく顔面をしてます これは もう誰がどーなっても あんまし可哀想な感じがしません
悪い方の男子二人(ヌメヌメしたデブと短髪の加藤鷹)の闖入の仕方 インネンの付け方が実に するする ぬるぬるっとした やり方で実に素晴らしい
世の中には快感映画はたくさんあると思うのですが 不快映画はなるべく作らないよーにしてると思うのです
そんな不快映画の中でも なかなかにクールな立ち位置にあるこの映画
どのよーな意図でミヒャエル・ハネケさんはこの映画をこさえたのか 前回見た時は全然わからなかったので
ここんとこミヒャエル・ハネケもんを 眠い思い 辛い思い 楽しい思い をしながら経験していくと
だんだんと この映画の立ち位置みたいなもんが うっすらとではあるが わかったよーな気になってきました
ピアニスト1
ピアニスト2
隠された記憶
アンノウン「コード・アンノウン」
眠いコミューン眠いヒューマニズム「タイム・オブ・ザ・ウルフ」
勿論 ミヒャエル・ハネケとゆー人のこさえる映画の傾向と対策を全く知らなくても 充分に楽しめるエンタテーメント映画だとは思うのですが
傾向と対策を知って見ると わ〜いろんなところが上手にこさえてあるわぁ〜 と ことさらに感心でけるし あまりうがった見方をしないで 素直に楽したのでした
中途半端なヒューマニズムエンタテーメント映画よりはずっと「快」な映画ではないかと思います
前までは ちょっと耳障りだったジョン・ゾーンの音楽も なかなかエエ使い方でしたな と思えました
Naked Cityクリエーター情報なしNonesuch
ビデオの逆回しは見るのが2回目だとゆーのに かなりビックリしました 記憶力が鈍いとゆーのはこーゆー時助かります
どーゆーオチの付け方をしたのか全く覚えていなかったのですが
この映画は いつものミヒャエル・ハネケもんのよーに 中ぶらりんで投げ出したよーな不親切なやり方をとらず
「まだまだ続きまっせ〜!イェイ!」とゆーわかりやすい終わり方だったので助かりました