風の谷のナウシカ
1984年
監督 宮崎駿
脚本 宮崎駿
製作 高畑勲
出演者
島本須美
松田洋治
榊原良子
納谷悟朗ほか
音楽 久石譲
ひっさしぶりのナウシカ
なんべん観ても その内容をきれいさっぱり忘れてしまうので
観る度に ほへぇ〜とビックらこいてしまいます
でもね パンチラは無し あれは肌色のおズボンをお穿きになっておられることだけ覚えてる
それだけは覚えてるのに またなんべんも目を凝らして確かめてしまう男の性とは何だ?
宮崎駿は そーゆー男の性をわかって作画指示をしているのか ホワイトの色指定は無いのか
当然ではあるが映画はそーゆーパンチラには全く無関心に話は進む
ズンズン進む
腐海
王蟲
飛行船
戦車
宮崎駿のフェチ感を織り込んでズンズン進む
映画館でロードショーを観た当時はわたくしも若かったので
あの世界観には魂消たし 色々なシンパシーもあったりもしたが
この歳にして観ると 受け入れられる世界観と 受け入れられない世界観がある
今だからわかる「そーゆージャンルには興味無し」とゆー世界観
若かりし頃は それに罪悪を感じたりしたもので「そーゆーことを受け入れられない自分がワルい勉強不足」と健気に思っていたりした
今なら 宮崎さんどーかしてる と思える
そーゆー世界観の許容範囲をあれしても この映画は なかなかに凄いもんがある
それはあくまでも以降に次々に制作されるジブリ作品の質に比較しての話です
こんなスンゴイもん作った宮崎さんでも「崖の上のポニョ」みたいな下痢の糞みたいなアニメ作ったりするんですね
金字塔とは まさにこの映画のことをゆーんじゃないかと未だにしみじみ思うかぎりである
それにしても 巨神兵はすぐ死ぬのね 三発発射しただけで崩れ落ちたので
あれ?そんなにすぐ死んだっけ?と思いました
王蟲は最初っから最後まで大活躍なのですが
漫画版もあるが これがなかなかしちめんどーくさーて読み進めれない
絵柄もなかなかのもんではあるがコマ運びがどーももっちゃりしていてキッツイもんがあるのです
そーゆーしちめんどくさい世界観である
これは原発反対派の人と賛成派の人たちのゴタクを聞くのと同じめんどくささである
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腐海の中の三葉虫的な虫とか蟲とか胞子とかはエエなぁ〜エエなぁ〜とは思う
ただ ナウシカの前向きぶりと正義感には少し疲れる
もっと女子的なダラしなさが欲しいところです
でも そーゆー贅沢ゆーたら話は進みません
話はめんどくさいのですが なかなか単純でわかりやすいのです
とりあえず 今思い出した限りではこんなとこですか
また思いつくことありましたら 書き足したり書き直したりします
島本 須美(本名:越川 須美 1954年12月8日 - )
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