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Channel: すそ洗い 
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吉田喜重の嫁自慢/冷淡で悶々なる岡田茉莉子in「情炎」1967年

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1967年

監督: 吉田喜重
原作: 立原正秋
出演: 岡田茉莉子/木村功



観るネタが無いので こんなんばっかし観てる

冷淡バージョンの岡田茉莉子さん
心の奥では悶々が蜷局巻いている

お話はいたって わかりやすく単純
昼ドラ30分一回分の内容

でも受け取る「映画的」世界の重量は その数万倍
吉田喜重は多分初体験なのですが
こんな素敵な映像構成する演出家が日本にいたのか あの時代は てな感じでタマゲっぱなしでああります
とりあえず吉田&岡田夫妻のコンビのDVDはコンプリートしてみんべぇと早速 ゲオさんで探して 一気にレンタル



女性には、男性から注がれる欲望に対し、見返す自由がある。
ひとりの女がその自由さを、研ぎ澄まされた武器に変えて挑む。
それは社会の底辺にいる男と触れ合うことであった。
しかし、やがて訪れる虚しさを前にたじろぐ女の、その瞬間の表情を捉えようとした。(吉田喜重)


岡田 茉莉子(1933年1月11日 - )

吉田 喜重(1933年2月16日 - )


吉田喜重 変貌の倫理 2006




情炎 [DVD]クリエーター情報なし松竹ホームビデオ

剣ケ崎・白い罌粟 (新潮文庫)クリエーター情報なし新潮社

公開当時は成人指定だったらしー
陰毛も乳首も出ていない 岡田さんの下着シーンも無い
でも 中盤の高橋悦史(めっさエエ肉体)との絡み ラスト近くの木村功との絡み この二つは驚異的にドエロです
挿入が見えてればイイってわけではない 
こりゃ成人指定されてもいた仕方ありませんな旦那
とゆーか 未成年に見せるのはモッタイナイ モッタイナイ

夫吉田喜重は妻岡田茉莉子を
どこから どのアングルで どーゆー背景で どーゆー光を当てて 見せると最も美しいフォルムでエッチに見えるかとゆーのを熟知しています
これでこそ 嫁自慢とゆーものです ここまでやれば立派です
園子温のみっともない恥知らずな嫁自慢とは格が違い過ぎます

映画としてのひとつひとつのシーン シーンを構成するひとつひとつのカットの絵柄が 完璧にキマッテいてカッコ良過ぎです
木 森 の中を徘徊する岡田さん
鎌倉の電車
ダンプカー
廃墟

住居の柱 ふすま 廊下
ホテルの鏡 サッシ 備品
全て岡田茉莉子様を輝かせる 道具です

ついでに木村功の石象彫刻を彫る姿もハマってます
砕石場を爆破して崩れる背景の前で 歩く 歩く 歩く 岡田茉莉子
カッチエエです 痺れます

今後も吉田喜重の嫁自慢をじっくりとウォッチング続けていこーとゆー所存です
嫁自慢もエエもんですね


でもね でもね 僕の一等好きな岡田茉莉子さんは
「秋日和」と「秋刀魚の味」の岡田さんです ごめんね喜重








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